借りたい物件なら多少の予算オーバーは許容すべきか

良い物件を見つけた!ぜひ借りたい!でも予算が…こんな場合、ほとんどの人は諦めてしまうようです。確かに予算(家賃)については慎重に検討する必要があります。1ヶ月あたりの超過分が5000円でも、1年で合計6万円の出費増になりますから、けして「たかが5000円」と軽視すべきではありません…と、ここまでが一般的な考え方。しかし場合によっては、予算以上の出費に見合うだけのメリットもある…かもしれません。

例えば、「家賃が相場より5000円高い」かわりに「敷金・礼金が無料」、「築年数5年以内」、「インターネット通信費半額」、「駅から徒歩10分」など、何らかの好条件が含まれている物件は珍しくありません。5000円~1万円くらいの増額であれば、外食を減らす、購入予定の自動車のグレードを下げるなど、「ちょっとした贅沢」を我慢すればカバーできる金額です。それに見合うだけの魅力を備えているのなら、賃貸契約についてぜひ前向きに検討してみましょう。

場合によっては、仲介業者と交渉の余地があるかもしれません。特に敷金や礼金については負けてもらえる物件が多いので、駄目もとで交渉してみるのもおすすめ。不動産業者にとっては「空室」こそが最大のリスク。契約目前の状況であれば、多少の無理は許容してくれるケースが多いようです。ここだけの話、敷金・礼金で数万円の値引きはざらにあるようですよ。

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