借りたいなら諦めない!予算を超過してしまったら…
せっかく借りたい物件を見つけたのに、もしも予算を超過してしまったら…諦めるのはまだ早いかもしれません。狙い目は「礼金」。初期費用の一つですが、一度きりの支払いなので、数万円単位で値引きしてくれるケースも珍しくないようです。同じく「敷金」も交渉の対象になりますが、基本的には返金されるものなので、値引きされてもあまり意味はありません。とはいえ、初期費用は数十万円単位になることも珍しくないので、懐事情が厳しい際には交渉してみるのも良いでしょう。
はじめから値引き交渉ありきで物件を探すなら、狙い目は5月~6月。引越しラッシュが終わり、「売れ残り」の処理に奔走している業者が多い時期です。物件探しにインターネットを活用するなら、同一の物件について複数のサイトからチェックしてみましょう。取り扱い業者が異なれば、一部の手数料についても差異があるかもしれません。
交渉相手は仲介業者(営業マン)になることが多いです。一従業員の裁量は限られていますから、可能であれば大家さんにコンタクトを取ってみましょう。交渉の際は、礼儀正しく、丁寧な応対を心がけてください。服装もフォーマルに。見た目や話し方で「信用」を勝ち取ることができれば、多少の値引きには応じてもらえるかもしれません。賃貸物件で懸念される「家賃滞納」のリスク、「ご近所トラブル」など、不安を払拭するつもりで接してくださいね。