借りたい物件がまだ決まっていない、引越しの時期はいつでもOK…そんな場合には、5月～6月あたりを目処に入居先を決めましょう。3～4月にかけては入学・入社・勤務先の移動などにより、「引越しラッシュ」が発生します。不動産業者、引越し業者ともに多忙なので、アポイントを取ることも容易ではありません。また、物件探しの際には「売れ残り」の賃貸をあえて選ぶことで、様々な交渉を有利に進める余地も出てきます。

引越しを専門業者に依頼する場合はさらにお得。割安でサービスを依頼できるケースが少なくありません。引越し先が決まったら、できれば入居の1ヶ月前までには依頼先を決定しましょう。大まかなプラン（流れ）を把握することで、荷造りの段取りやゴミ処分のデッドラインが明確になります。また。業者とは打ち合わせも必要です。できるだけ多くのことを自力で済ませたほうが費用を節約できるので、時間的な余裕を確保しつつ作業を進めていきましょう。

見積もりを取る前には、引越し先（住所）、日程（スケジュール）、荷物の量（運搬の依頼分）を決めるようにしてください。一つでも曖昧な点があると、見積もりの金額は大きく増減します。具体性を増せばその分だけ正確な金額が算出される、ということを覚えておいてください。