借りたい賃貸が決まったら、いよいよ引越しの準備を始めなくてはなりません。さて、引越し最大のイベントとなるのが「荷造り」。自力で行う場合には、処分する物・運搬する物の決定、梱包（パッケージ）、運搬手段の選択など、順に作業を進めていかなくてはなりません。ダンボール、梱包材（新聞紙、エアクッションなど）を用意することもお忘れなく。

荷物をダンボールなどに詰める際には、外側から中身が分かるよう、梱包物を明記しておきましょう。日用品はすぐに取り出せるよう一つの箱にまとめるなど、「ジャンル別」の分類もおすすめです。普段あまり使用しないものから荷造りを進めていけば、引越しの直前になっても不自由することがないでしょう。引越しは「断捨離」の好機でもあります。1年以上着ていない衣類、古い書籍など、思い切って処分することをおすすめします。

荷物の中でも紛失しやすいPC関連のアイテム、配線関係の部品などは、個別に梱包しましょう。食品類は処分するか、ビニールに入れて液漏れなど予防します。引越し当日に確保できる労働力を慎重に見きわめて、一つのダンボールに荷物を詰めすぎないようにします。重い物は小さな箱に、軽いものは大きな箱に詰める、これが効率の良い荷造り・運搬の基本です。