借りたい賃貸物件を見つけたのなら、家財道具を無理なく搬入できるか確認し、どのような配置にするのか、できるだけ具体的に考えてみましょう。一人暮らしのワンルームなら荷物の配置に悩むこともありませんが、夫婦や家族向け住宅となると話は別。ときにはパズルを組み立てるように、入念な試行錯誤も必要になります。

まず確認していただきたいのが（コンセント）プラグの位置。家電製品の配置から考えてみます。テレビの位置が決まればソファの置き場所が決まり、置く場所が決まればサイズが決まる…という風に、徐々に配置や家財道具の大きさを決めていきます。その際、ベッドや冷蔵庫など、サイズの大きな家財道具については、搬入経路もあわせて考えてみましょう。場合によってはサイズダウンも必要です。

家具や家電は使用頻度の高い日用品から揃えるのがポイント。具体的には、寝具、カーテン、テーブル、照明などですね。次にサイズの大きなものを揃え、最後に贅沢品や趣味に関するアイテムを充実させていきます。大型の家財については、自力での搬入・配置が困難かもしれません。必要に応じ知人・家族・あるいは専門業者のサポートを仰ぎましょう。